

氷の下の魚と書いて、北海道だと「コマイ」というタラの仲間のことをいう。海の魚ではあるが、冬に河口や海に近い海水の混じる湖に上がってくる。主にオホーツク海岸の河口や湖が凍るとその下に入ってくる。氷に穴を開け、チカ、キュウリなどと一緒に釣るのである。湖では、漁師さんが氷の下に網をくぐらせて漁をする、氷下漁が冬の風物詩となっている。この写真は、コマイではない。朱鞠内湖のアメマスである。でも、氷下魚なのである。あちらの言葉で、「ウーギョチビタイ」と・・・んなわけないか?明日、4月1日より、然別湖ファーストステージの受け付けが始まります。みなさん、よろしく!
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朱鞠内湖に行ってきた。もちろん、アイスフィッシングをしにであるが・・・ただ、いつも思うのだが、やさしそうな丸みを帯びた雪面に、恋焦がれて来ているような気がする。地元の方々には、豪雪地帯の朱鞠内、大変なこととは思うが・・・そんな朱鞠の雪も、今年は例年に比べて少なかった。昨日あたりにキツネらしき動物が歩いた跡か・・・?少し春めいた日差しに、いろいろな生き物たちが、蠢いていた朱鞠。5月氷が落ちたら、また、訪ねよう。



「フライの雑誌」2007早春号 76のP43に、「北の神。然別湖特別解禁」の広告が出ている。2007年は、2ステージあり、6月10日から、7月19日までのファーストステージ。予約などは、4月の1日からで、解禁時間は、06:00~14:00。6月20日からは、1の湾に限り、フロートチューブで釣りが楽しめる。セカンドステージは、秋10月4日~10月14日。時間07:00~14:00ということだ。秋の予約は、7月29日あたりになりそう。今年は、6月後半から、始まるビッグドライ、ビッグレインボーにちょっと集中!



なまった体を引き締める為に、ガイド仲間のT氏と、あちらこちらとぶらついてみた。もちろん、釣りをする為に出かけたのだが・・・。ガイドの習性なのか、今日釣れることより、今後釣れそうな場所に目が行く。「う~ん、あと1週間後が楽しみだね。」なんて自己満足的な会話をしながら、砂浜を何キロも歩く。なんだろう、自分の足で確かめて、釣り場を予測するという行為に、妙に満足した1日であった。おじさんたち、変・・・?







某先生より、「本を読みなさい。」とさりげなく、メッセージがあり、もう一度、開高さんの「釣り人語らず」を開けて見た。最初にして最後に読んだのが、なんと20年も前である。当然、内容のほとんどを忘れている。読むうちに思い出す場面もあれば、本当にちゃんと読んだのかなと思うところもある。ただ、自分も釣り人として、年月を積み重ねてきているようで、妙に納得する場面が増えているような気がする。これ以上は「釣り人語らず」。

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