

約10日間の北の旅から、無事に帰ってきた。ワクワクの朱鞠内湖から、美しい利尻富士の見える北の川、静かな夕陽、猛烈な嵐などなど、話しは尽きないが、まずは一つ。実は最終日の話し。北の川のアタックキャンプ撤収間近か。「ヒット!」の声。セージ9.6ft#8番ロッドが、弧を描いていた。慌てて、ネットを持参に駆けつける。ロッドがギシギシと音を立てていた。なかなか寄ってこない。巨大魚は、見えない水底を駈けずりまわる。フレンチローストのコーヒーブラウンから浮き出てきたのは、全長と胴回りが同じくらいの長さかと思われる見事な「真鯉」だった。素晴らしい!釣り上げたM氏も、この真鯉も、そしてこれらを育む北の大自然。M氏、再び、北の荒野に、恋をする。
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今週末から、ほぼ1週間、北へ旅に出る。ランクルルーフにグラマンボート、キャンパーを牽引しての自然旅。いつどこで何をするかは、自然に・・・もちろん、釣りも。朱鞠内湖や北の川、様々。気の合ったゲストたちと信頼置けるカヌーガイドも同行。楽しい旅になりそう!フライロッドは、万が一のイトウにも負けない8番~で、ラインは、インターからタイプⅢまでOK。大好きなオリーブラビットファーマツーカも巻いたし、あとは、焚き火キャンプサイトで飲む、ちょっといいスコッチかな・・・写真は、昨年秋の朱鞠内湖。友人の絵本作家M氏と。



短い時間ではあったが、朱鞠内湖に立ち寄った。曇り、無風。カヌーやボートのチェックには最高の条件だった。当然、フライを水中に投げ入れた。オリーブのストリーマーに美しいサクラマスがヒット!漁組のNさんの話しによるとイトウもアメマスも釣果が上がってきているとのこと。確かに、水面直下を泳ぐワカサギらしき群れに、イトウらしき大型魚がアタックしている様子が何度も見られた。いい感じ!お手伝いいただいた旭川のOさん、ありがとうございます。朱鞠内湖淡水漁業協同組合の皆様、お疲れ様です。また、遊びに行きます。



ガイド仲間のS氏が、札幌藤野にショップを移して、最初の桜が咲いた。訪れたのは、今回で2回目だが、2ヶ月ほど前は、このような看板はなかった。聞いてみると、友人からのプレゼントということ。看板の出来もさることながら、あのような手の込んだ立派なものを、プレゼントできる人はえらい!そして今回、S氏に大変お世話になりました。本当にありがとう!然別湖用ボートなどなどいろいろと手配していただいた、Dr.Sa氏にも感謝です。またまた、一緒に遊んでください。





25年ほど前に買ったリールである。もちろん、現役。こう見えても、フライリール。ディスクドラグ内臓で、スムーズなドラグがかかる。ウエイト的、キャパ的に8番~になる。中央のレバーで、ドラグ調整をしていく。今シーズンは、忠類川あたりのサーモンフィッシングに使ってみようと思う。なかなかの優れもの。ただしかし、重い・・・



雪代のない水を探しての釣り旅。この時季は、ワクワクする反面、気温の上昇による雪解け水が、川に入り、濁りと水温低下をまねく。昨日まで釣れてたのに、さっきまで良かったのにと行って見なければわからない。この日も、「おそらく、ドライブかな?」と某ダム湖に向かう。「釣れそう!」雪に足を取られながらも湖面へ降りる。「GATTI」の初振りを決める。9ft5~6番にWF7FSシンクティップタイプⅢを付けてみる。ちょっとヘビーだが、問題なくキャストができる。シンキング部分を約30秒たっぷりと沈め、ウーリーバッカーをスローにリトリーブしてくる。「ズン」という感じでリトリーブできなくなり、ラインが走る。水面を割って出てきたレインボーは、その後何度もジャンプし、手元へ・・・感激!この時季にレインボーのジャンプが見られるなんて・・・「GATTI」最高!



シーズンインなのですが、温暖化やゴミの不法投棄などなど、いやなことばかりが、ニュースで流れます。日本のサケは、このまま行けば4~50年後には生息が厳しく、90年ほどで絶滅すると公開されていました。どうしよう?どうなるの?そんな折、友人たちが、「原爆の火」を、「聖火」を灯したランタンに移し変え、日本縦断しようというキャラバン計画を伝えてきました。このキャラバン自体が地球温暖化防止にはなりませんが、地球の大切さを、消してはいけない火を手渡ししていくことで、一人一人が思いやりを持つことの大切さを再認識していくのではないかと思います。弟子屈ガイドステーション「わっか」さんのホームページあたりを覗くと手掛かりがあるかもです。

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